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2026.09.09
15:30

保育園・幼稚園の内装デザイン5つのポイント|費用相場や内装制限も解説

「保育園や幼稚園を開業したいけれど、内装はどう設計すればいいのだろう」「保育所と幼稚園で内装制限のルールは違うの?」とお悩みではありませんか。保育園・幼稚園の内装は子どもたちの安全と成長に直結するため、見た目のデザインだけでなく法令への適合も欠かせません。

この記事では、保育園(保育所)・幼稚園・認定こども園の施設区分の違いから、必要な部屋の種類や面積基準、建築基準法による内装制限、デザインの5つのポイント、工事費用の相場まで網羅的に解説します。

費用を抑えるコツや業者選びの注意点もまとめていますので、保育園・幼稚園の新規開業やリニューアルを検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

保育園・幼稚園に必要な部屋と面積基準

保育園・幼稚園の内装は、法令で定められた部屋の種類と面積を満たすことが出発点になります。ここでは施設区分ごとの違いと、認可保育園に必要な部屋、面積基準を順に確認します。

ポイント
  • 保育園(保育所)・幼稚園・認定こども園は管轄法令と施設基準が異なる
  • 認可保育園には乳児室・保育室・調理室など6種類以上の部屋が必要
  • 幼稚園は学校教育法に基づき、園舎面積や運動場の基準が別途定められている

保育園・幼稚園・認定こども園の施設区分の違い

内装設計を始める前に、施設の種類による法令上の違いを把握しておくことが重要です。保育園(保育所)・幼稚園・認定こども園はそれぞれ管轄する法律と建築基準法上の分類が異なり、内装制限のルールにも違いがあります。

施設の種類根拠法管轄対象年齢建築基準法上の分類
保育園(保育所)児童福祉法こども家庭庁0〜5歳児童福祉施設等(特殊建築物)
幼稚園学校教育法文部科学省3〜5歳学校等(特殊建築物)
幼保連携型認定こども園認定こども園法こども家庭庁0〜5歳児童福祉施設等(特殊建築物)

特に注意すべきは、保育園と幼稚園では建築基準法上の用途区分が異なり、内装制限の適用ルールが変わる点です。この違いについては後述の「内装制限と関連法令」セクションで詳しく解説します。幼保連携型認定こども園は保育園と同じ「児童福祉施設等」に分類されるため、保育園と同等の内装制限が適用されます。

認可保育園に必要な部屋の種類

認可保育園には、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(第32条)に基づき、以下の部屋が求められます。幼稚園の場合は幼稚園設置基準で園舎面積(1学級で180㎡、2学級で320㎡、3学級以上は1学級ごとに100㎡加算)や運動場の基準が別途定められているため、それぞれの施設区分に応じた基準を確認しましょう。

部屋の種類主な用途設置上の注意点
乳児室・ほふく室0〜1歳児の保育スペース調乳室は自治体基準で別途求められることが多い
保育室・遊戯室2歳以上児の保育スペース乳児室との兼用は不可
医務室体調不良児の休養事務室との兼用が可能な場合もある
調理室給食・おやつの調理認可保育園では自園調理が原則
トイレ年齢別のトイレ設備便器数は自治体の基準で定められている場合がある
屋外遊戯場園庭や外遊びの場近隣公園で代用できる場合あり

これらに加え、管理・執務室、職員用トイレ、職員休憩室なども必要です。各自治体によって独自の上乗せ基準が設けられている場合があるため、計画段階で所管課へ確認しておきましょう。

参考:e-Gov法令検索「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」第32条

保育室の面積基準と定員の関係

保育園の内装を計画するうえで、部屋ごとの面積基準は定員数に直結する重要な要素です。国が定める最低基準は以下のとおりです。

対象年齢部屋の区分1人あたり必要面積
満2歳未満(ほふくしない)乳児室1.65㎡以上
満2歳未満(ほふくする)ほふく室3.3㎡以上
満2歳以上保育室・遊戯室1.98㎡以上
満2歳以上屋外遊戯場3.3㎡以上(付近の代替場所を含む)

たとえば20坪(約66㎡)の保育室であれば、2歳以上児なら最大約33名を受け入れられる計算です。ただし東京都など一部自治体では面積基準が上乗せされているケースがあります。物件の広さと受け入れたい年齢構成を照らし合わせ、早い段階で定員シミュレーションを行うことが大切です。

保育園・幼稚園の内装制限と関連法令

保育園・幼稚園の内装は、デザインを決める前に法令上の制限を確認しておく必要があります。ここでは建築基準法の内装制限と、消防法・児童福祉法の規定を見ていきます。

結論

保育園・幼稚園の内装は建築基準法・消防法・児童福祉法(または学校教育法)による制限を受けます。保育園と幼稚園では建築基準法上の用途区分が異なり、内装制限の適用条件に差があるため注意が必要です。

建築基準法における内装制限

保育園・幼稚園はどちらも建築基準法上の「特殊建築物」に該当しますが、用途区分が異なるため内装制限の適用条件が違います。以下の表で違いを確認しましょう。

項目保育園(保育所)
幼保連携型認定こども園
幼稚園
建築基準法の用途区分児童福祉施設等学校等
内装制限が適用される規模耐火建築物:3階以上で床面積合計300㎡以上
準耐火建築物:2階で床面積合計300㎡以上
その他:延べ床面積200㎡以上
用途・規模による内装制限は適用外
(火気使用室・無窓居室は別途対象)
居室(保育室等)の壁・天井難燃材料以上(3階以上は準不燃以上)
通路(廊下・階段)の壁・天井準不燃材料以上

保育園は比較的小規模でも内装制限の対象になりやすいのに対し、幼稚園は用途・規模による内装制限の対象外となる点が大きな違いです。ただし幼稚園でも内装制限の対象外であるからといって防火対策が不要になるわけではなく、消防法や自治体の条例による規定は別途適用されます。

近年は内装の木質化がトレンドですが、木材を使用する場合は不燃木材や準不燃認定を受けた木質建材を選ぶ必要があります。100㎡以内の防火区画を設ければ内装制限が緩和されるケースもあるため、設計の早い段階で建築士と確認しましょう。

参考:e-Gov法令検索「建築基準法施行令」第128条の4・第128条の5

消防法・児童福祉法の規定

建築基準法に加え、消防法と児童福祉法にも内装に関わる規定があります。消防法では、カーテンやじゅうたんなどの防炎対象物品について、防炎性能を持つ製品(防炎物品)の使用が義務付けられています。また、消火器や自動火災報知設備の設置基準も施設規模に応じて適用されます。

児童福祉法に基づく設備運営基準では、保育園で使用する設備の衛生面や安全面に関する基準が定められています。内装制限は地域によって上乗せ基準が設けられている場合があるため、計画段階で建築確認申請窓口や消防署に事前相談することが重要です。

保育園・幼稚園の内装デザインで押さえるべき5つのポイント

法令の条件を押さえたら、次はデザインの考え方です。安全性・素材・動線・色彩・トイレの5つの観点から、設計のポイントを解説します。

ポイント
  • 安全性の確保が最優先。床材は衝撃吸収性のある素材を選ぶ
  • アレルギー対策としてF☆☆☆☆認定の建材を使用する
  • 回遊性のある動線で子どもの運動量を確保する
  • パステルカラーを基調に、年齢に合わせた色彩を取り入れる
  • トイレは子どもの自立心を育む設計にする

子どもの安全性を最優先に設計する

保育園の内装デザインで最も重要なのは、子どもたちの安全確保です。日々活発に動き回る子どもたちがケガをしないよう、以下の点に配慮しましょう。

  • 床材には衝撃吸収性のあるクッションフロアやビニル床シートを採用する
  • 家具や建具の角はすべてR加工(丸み処理)を施す
  • ドアには指はさみ防止のストッパーやクッション材を取り付ける
  • 保育士の視認性を高め、死角のない間取りにする

特に収納は壁内収納やオープン棚を採用し、子どもが棚の中に入り込んだり扉の隙間でケガをしたりするリスクをなくしましょう。鍵やロック類は子どもの手が届かない高さに設置することも基本です。

アレルギーに配慮した素材を選ぶ

近年は子どものアレルギーが増加傾向にあるため、内装材の素材選びは健康面でも重要なポイントです。シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの放散を抑えるため、使用する建材はF☆☆☆☆(エフフォースター)認定製品を選ぶことが大前提です。

壁材には漆喰や珪藻土といった自然素材が効果的です。漆喰は抗菌・調湿・防臭効果を持ち、珪藻土は高い調湿性でカビやダニの発生を抑制します。床材はクッション性と掃除のしやすさを両立できるコルクフローリングや無垢材を検討しましょう。

回遊性のある動線を確保する

保育園の内装で欠かせないのが、回遊性(ぐるぐる回れる動線)の確保です。回遊性の高いレイアウトには以下のようなメリットがあります。

  • 雨天時でも室内で十分な運動量を確保できる
  • 子どもが狭い場所に入り込んで出られなくなるリスクを減らせる
  • 保育士が複数の部屋を見渡しやすくなり安全管理がしやすい

部屋同士のつながりを意識し、壁面にはホワイトボードや絵を飾れるピクチャーレールを設置すると、遊びと学びを促す空間が生まれます。年齢ごとにコーナーを分けつつ全体の開放感を保つ設計が理想的です。

色彩と形状を年齢に合わせる

子どもの感性を育むためには、空間の色彩や形状にも配慮しましょう。刺激が強すぎないパステルカラーを基調にするのがおすすめです。

印象子どもへの影響デザインの具体例
やさしい安心感・心の安定木の温もりを活かした壁や床、植物モチーフの装飾
かわいい好奇心・創造力の刺激ビビッドカラーのアクセント、動物や星のモチーフ
かっこいい元気・挑戦意欲乗り物や恐竜をモチーフにした装飾

園のコンセプトに合わせたテーマ性のある設計も効果的です。たとえば「本に親しむ園」なら森の図書館をイメージした内装に、「自然体験を大切にする園」なら全面的に木材を取り入れたデザインにするなど、運営方針と一体化した空間づくりを意識しましょう。

トイレ・水回りを使いやすく設計する

トイレは子どもたちの自立心を育む重要な空間です。年齢に応じた適切な設計が求められます。

  • 便器の間には仕切りを設け、扉の高さは1m〜1.3m程度にして保育士が見守れるようにする
  • 床は段差をなくし、滑りにくく水分が浸透しにくい素材を選ぶ
  • 保育室のすぐ近くに配置し、子どもが自分で行ける動線にする
  • 0歳児を受け入れる場合は沐浴設備とおむつ交換スペースも必要

明るく清潔感のある空間にすることで、子どもたちが「自分でトイレに行きたい」と思える環境を整えましょう。出入り口はのれんや格子など、外から見渡せる開放的なタイプにすると安全面でも有効です。

保育園・幼稚園の内装工事にかかる費用相場

保育園の内装工事は設備工事の比重が大きく、一般的な店舗とは費用の構成が異なります。ここでは坪単価の目安と工事費の内訳、費用を抑える方法を確認しましょう。

結論

保育園の内装工事費用はテナント改装の場合で坪単価10〜40万円程度が目安です。20坪なら200〜800万円程度を見込んでおきましょう。設備工事費が全体の大半を占める点が、一般的な店舗との大きな違いです。

坪単価と工事費の内訳

保育園の内装工事費用は、物件の状態や工事内容によって大きく変動します。テナント物件を改装する場合の坪単価は10〜40万円程度が一般的な相場です。

工事項目概要費用全体に占める割合
設備工事給排水・電気・空調・給食設備約40〜50%
内装仕上げ工事床・壁・天井の仕上げ約20〜30%
建具・造作工事ドア・収納棚・間仕切り約10〜15%
安全対策工事転落防止柵・衝撃吸収床材・指はさみ防止約10〜15%

保育園特有の費用として、給食室の設備や沐浴設備、子ども用トイレの設置が挙げられます。0歳児を受け入れる場合は調乳室の整備も必要になるため、受け入れる年齢構成によって費用が大きく変わる点を押さえておきましょう。

費用を抑える4つの方法

保育園の内装工事で費用を抑えるには、安全性と保育の質を維持しながらコストを管理するバランスが重要です。

  • シンプルで機能的なデザインにする:過剰な装飾を避け、必要な機能を優先することで材料費・工事費を削減できる
  • 3社以上から相見積もりを取る:価格だけでなく設計プラン・使用材料・工期・アフターサービスを総合的に比較する
  • 居抜き物件を活用する:過去に保育園として使われていた物件なら、既存設備を活かして工事費を大幅に圧縮できる
  • 設計から施工まで一貫対応の業者に依頼する:中間マージンや調整コストを削減でき、トータル費用を抑えやすい

また、自治体によっては保育園の整備に活用できる補助金・助成金が用意されています。代表的なのはこども家庭庁が管轄する「就学前教育・保育施設整備交付金」で、工事費用に対して最大3/4(国1/2・市区町村1/4)相当額が補助される制度です。開業計画の初期段階で活用可能な制度がないか、自治体の担当課へ確認しておきましょう。

保育園の内装でよくある失敗例と対策

保育園の内装では、開業後に「こうしておけばよかった」と感じる失敗が起こりがちです。よくある3つの失敗例と、その対策を見ていきます。

初期費用だけで素材を選んでしまう

ビニルクロスやクッションフロアは施工コストが安い一方で、耐用年数が短く、剥がれや破れが生じやすい素材です。短期間で張り替えが必要になると、その都度工事費と休園期間が発生します。初期費用だけでなく、5年後・10年後のランニングコストまで含めて素材を比較することが重要です。

デザイン優先で掃除しにくい素材を採用する

おしゃれな仕上がりを求めて無塗装の無垢材や凹凸の多い装飾タイルを選んだ結果、食べこぼしや泥汚れが落ちにくく日常の掃除が大変になるケースがあります。保育園は汚れが日常的に発生する施設です。水拭きや消毒がしやすい表面仕上げであるかを必ず確認しましょう。

内装制限を見落として工事がやり直しになる

建築基準法の内装制限を考慮せずにデザインを進め、着工直前や工事中に仕上げ材の変更を余儀なくされる事例は少なくありません。変更に伴う追加費用や工期の延長は大きな負担になります。設計の初期段階で建築士に内装制限の適用範囲を確認し、使用可能な素材の中からデザインを組み立てる順序が鉄則です。

保育園の内装木質化のメリットと注意点

木の温もりを活かした内装は、保育園でも人気が高まっています。ここでは木質化のメリットと、内装制限との兼ね合いで注意すべき点を解説します。

木質化が保育園で人気の理由

内装木質化とは、木造・非木造を問わず天井・壁・床の仕上げや家具に木材を取り入れる手法です。林野庁の資料でも、木質化された空間には子どもへの複数の効果が報告されています。

  • 心理面:リラックス効果があり、子どもが落ち着いて過ごせる
  • 衛生面:天然木には調湿性・消臭性・抗菌性があり、カビやダニの発生を抑制する
  • 学習面:木の質感に触れる「木育」を通じて、集中力や感性の向上が期待できる
  • 差別化:木の温もりを感じるデザインは保護者からの評価が高く、他園との差別化につながる

木質化で注意すべき内装制限との関係

保育園で木質化を実現するには、内装制限の防火規定をクリアできる木質建材を選ぶ必要があります。通常の木材は可燃性のため、内装制限の対象部位にはそのまま使えません。

木質建材の種類特徴内装制限対応
不燃木材薬剤を注入し不燃認定を取得した木材天井・壁に使用可能
突板化粧板(不燃仕様)天然木突板+不燃基材の複合パネル天井・壁に使用可能
無垢材(無処理)天然木そのままの仕上げ内装制限対象外の部位・家具のみ

また、無垢材は温度や湿度の変化による反り・伸縮が起きやすく、定期的なオイル塗装などのメンテナンスが必要です。水拭きに対応できるかどうかも選定時に確認しましょう。メンテナンス性と耐久性を重視する場合は、不燃認定を取得した突板化粧板など、品質が安定した工業製品を検討するのも有効です。

保育園・幼稚園の内装業者を選ぶポイント

保育園の内装は、一般的な店舗以上に法令と安全への理解が求められる工事です。業者選びで確認しておきたい2つのポイントを押さえましょう。

注意

保育園の内装は法令遵守と子どもの安全確保を両立させる専門性が必要です。業者選びでは「保育園の施工実績があるか」「設計から施工まで一貫対応できるか」の2点を必ずチェックしましょう。

保育園の施工実績があるか確認する

保育園の内装工事は、一般的な店舗の内装とは求められる基準が大きく異なります。児童福祉法や建築基準法、消防法に精通した業者でなければ、法令違反や安全上の問題が生じるリスクがあります。

業者選びの際は、過去の保育園・幼稚園の施工事例を見せてもらい、どのような課題をどう解決したかを確認しましょう。認可保育園の施工に必要な行政手続きの経験がある業者なら、開業までのスケジュール管理もスムーズに進みます。

設計から施工まで一貫対応の業者を選ぶ

保育園の内装を成功させるには、設計と施工を同じ業者に依頼するワンストップ体制が理想的です。設計段階で決めた仕様や意図がそのまま施工に反映されるため、完成時の「イメージと違った」というトラブルを防げます。

さらに、設計と施工が分かれている場合に発生しがちな調整コストや工期の遅延リスクを低減できるのも大きなメリットです。打ち合わせの窓口が一本化されるため、変更依頼への対応もスピーディーになります。

保育園・幼稚園の内装に関するよくある質問

保育園・幼稚園の内装について、よく寄せられる質問をまとめました。

Q

保育園の内装制限とは何ですか?

A

保育園の内装制限とは、主に建築基準法で定められた天井や壁の仕上げ材に関する規制のことです。火災予防や避難安全性を目的として、不燃材料や準不燃材料の使用が求められます。建物の規模や構造によって適用基準が異なるため、計画段階で建築確認申請窓口への確認が必要です。

Q

保育園の内装工事の費用はいくらくらいかかりますか?

A

テナント物件を改装する場合、坪単価10〜40万円程度が相場です。20坪の場合は200〜800万円程度が目安となります。給食室や沐浴設備など保育園特有の設備工事が費用の大半を占めるため、受け入れる年齢構成によって金額が大きく変わる点にご注意ください。

Q

おしゃれな保育園の内装デザインにするコツはありますか?

A

園の運営コンセプトに合わせたテーマ性を持たせることがポイントです。パステルカラーを基調に木の温もりを取り入れたデザインは保護者からの評価も高い傾向にあります。安全性と機能性を確保したうえで、壁面装飾やカラーリングで個性を出しましょう。

Q

保育園の内装で木材を使用しても大丈夫ですか?

A

内装制限の対象となる場合、通常の木材はそのまま使用できません。ただし不燃木材や準不燃認定を受けた木質建材であれば使用可能です。100㎡以内の防火区画を設けることで内装制限が緩和されるケースもあるため、建築士と早めに相談することをおすすめします。

Q

保育園の内装工事の費用を抑える方法はありますか?

A

主な方法として、シンプルで機能的なデザインの採用、3社以上の業者への相見積もり、居抜き物件の活用、設計から施工まで一貫対応の業者への依頼があります。
補助金の活用も有効で、こども家庭庁が管轄する「就学前教育・保育施設整備交付金」では、工事費用の最大3/4(国1/2・市区町村1/4)相当額の補助を受けられる可能性があります。
また「保育対策総合支援事業費補助金」は改修工事や人材確保も対象です。詳細は自治体の担当課へ事前にご確認ください。

保育園・幼稚園の内装に関するまとめ

保育園の内装は、子どもたちの安全と成長を支える土台です。法令で定められた基準を満たしながら、子どもたちが安心して過ごせる温かみのある空間をつくることが、保護者からの信頼獲得にもつながります。

この記事のまとめ
  • 保育園(保育所)・幼稚園・認定こども園は管轄法令と施設基準が異なり、内装制限の適用条件にも差がある
  • 保育園は小規模でも内装制限の対象になりやすい一方、幼稚園は用途・規模による内装制限の対象外
  • デザインでは安全性・アレルギー対策・回遊性・色彩・トイレ設計の5つのポイントを押さえる
  • 内装工事の費用相場はテナント改装で坪単価10〜40万円程度。設備工事費が全体の大半を占める
  • 初期費用だけで素材を選ぶ・掃除しにくい素材の採用・内装制限の見落としが代表的な失敗パターン
  • 内装木質化はトレンドだが、不燃認定を受けた木質建材を選ぶ必要がある
  • 業者選びでは保育園の施工実績と設計から施工までの一貫対応を重視する

株式会社オールメイクは、年間100件を超える内装工事の実績を持つ総合建設会社です。設計から施工までワンストップで対応し、専門知識と技術力で理想の空間づくりをサポートいたします。保育園の内装工事をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

【監修者】松岡 祐希

株式会社オールメイク代表。

兵庫県を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなど店舗の内装工事をしています。 自社でも運営してる美容サロンなどもあるので、配置含めて設計図のパズルは得意になります。