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2025.12.15
10:50

大阪の美容クリニック内装デザインでおすすめの会社7選|高級感と清潔感を両立する空間づくりの完全ガイド

美容クリニックの開業において、内装デザインは患者満足度と集客力を左右する最重要要素です。

清潔感・高級感・安心感の3要素を高次元で両立させることで、患者様に「ここで施術を受けたい」と思わせる空間を実現できます。

本記事では、大阪府内で美容クリニックの内装デザインに豊富な実績を持つ優良企業7社を厳選し、

  • 費用相場
  • 成功ポイント
  • 業者選定のコツ
  • 法的手続き

まで徹底解説いたします。

目次

大阪の美容クリニック内装デザインでおすすめの会社7選

大阪府内で美容クリニックの内装デザインに対応できる信頼性の高い企業を7社厳選しました。

各社の強みや特徴、実績を詳しくご紹介します。

株式会社ALLMAKE(オールメイク)

兵庫県加古川市に本社を設置する株式会社ALLMAKEは、年間100件を上回る内装工事を実施する総合建設会社です。

建物修繕事業で蓄積した確実な技術力を基盤に、構造面から安全で耐久性の高い美容室づくりを実現しています。

主要な工事を100%自社で実施することで、下請け業者に委託することなく、初期から完了まで一貫して対応できるため、品質管理や納期の面で高い信頼を獲得しています。

デザイン設計から施工まで、店舗づくりに必要な全工程をワンストップで提供。
水回りや電気配線、床・壁の張り替え、外装塗装など、店舗内装に関わる多くの作業を同社スタッフが実施可能です。

また、工程をできる限り簡潔にまとめ、トラブルが発生しにくい設計を採用することで、トータルコストを抑制しながらも高品質な仕上がりを実現しています。

会社名株式会社ALLMAKE(オールメイク)
住所兵庫県加古川市平岡町高畑151-5 エルエスビル303
電話番号0120-453-150
対応エリア関西圏全域(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
主な特徴100%自社施工、年間100件以上の実績、構造知識豊富

Miiiy Design(ミィデザイン)

Miiiy Design(ミィデザイン)は、クリニック・歯科医院・サロン専門の内装デザイン事務所兼工務店です。

デザイン・設計・施工まで一貫対応で、統一感のある空間づくりが可能です。美容クリニックやエステサロンなど美容系施設の豊富な実績があり、女性目線を活かした細やかなデザイン提案に定評があります。

コストパフォーマンスを重視しながらもおしゃれで機能的な空間を実現し、医療法規制や保健所申請のサポートも充実しているため、初めての開業でも安心です。

項目詳細
会社名Miiiy Design(ミィデザイン)
電話番号06-6131-8153
本社所在地大阪府大阪市
対応エリア関西(大阪、奈良、京都、神戸、和歌山)、関東(東京、神奈川、埼玉)

フルサポート株式会社

フルサポート株式会社は、クリニック専門の内装デザイン・施工会社で、医院・歯科・美容クリニックなど医療施設に特化しています。

スケジュールと価格の透明性を重視し、明確な見積もり提示が特徴です。

クリニック特有の機能性と衛生面を熟知しており、保健所検査を見据えた適切な設計が可能です。

創業以来、大阪を中心に数多くのクリニック開業をサポートしており、開業後のアフターフォローも充実しています。

項目詳細
会社名フルサポート株式会社
電話番号0120-60-1010
本社所在地大阪市福島区福島5-17-27
事業内容クリニックの内装・看板工事、リニューアルに伴う改装
対応エリア関西エリア(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県)

クリニックデザインクリエイション

クリニックデザインクリエイションは、医院・クリニックに特化した内装デザイン・設計・施工のトータルサポート企業です。

患者様が安心できる空間づくりと、医療従事者が働きやすい環境設計を両立させる提案力が強みです。

美容クリニック、皮膚科、整形外科など多様な診療科目に対応しており、全国展開しているため大阪エリアでも豊富な実績があります。

医療施設基準を熟知したプロフェッショナルが、開業準備から竣工までサポートします。

項目詳細
会社名クリニックデザインクリエイション
電話番号03-6380-2750
本社所在地東京都新宿区(全国対応)
対応エリア全国(大阪含む)

タカラスペースデザイン

タカラスペースデザインは、タカラベルモントグループの設計・施工会社として、クリニックの建築設計・内装設計・施工を専門に手がけています。

美容機器メーカーの設計部として長年培った知見を活かし、空間デザインのみならず機能性・設備面まで全て把握した提案が可能です。

美容クリニックに必要な美容椅子やシャンプー台などの専門機器の選定から設置まで一貫対応でき、年間50件以上の医療施設を手がける豊富な実績があります。

項目詳細
会社名タカラスペースデザイン
電話番号06-6131-3251(大阪オフィス)
本社所在地東京都港区(大阪オフィス:大阪市中央区)
対応エリア関東、中部、関西エリア

株式会社CNC&Miraiya

項目詳細
会社名株式会社CNC&Miraiya
電話番号06-6940-1151
本社所在地大阪府大阪市中央区
対応エリア大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県

株式会社CNC&Miraiyaは、大阪に拠点を構えるクリニック専門の内装施工会社です。

基本構想から融資相談、内装設計デザイン・施工まで一貫して対応し、美容クリニックに求められる高級感と清潔感を両立させるデザイン提案が得意です。

特に「高級感」と「清潔感」の両立テクニックに精通しており、清掃しやすい素材選定と高級感ある空間演出を実現します。

大阪エリアでの施工実績が豊富で、地域密着型のきめ細やかなサポートが特徴です。

株式会社エイケー

株式会社エイケーは、数多くのクリニック設計・施工実績を持つ総合内装会社です。

クリニックとしての機能性の高さと、デザイン性の高さを両立することが可能で、設計・施工までワンストップ対応により、スケジュール管理がスムーズです。

美容クリニック、皮膚科、整形外科など多様な診療科目に対応し、医療施設基準を満たした設計と施工品質の高さに定評があります。全国対応のため、大阪エリアでも迅速なサポートが可能です。

項目詳細
会社名株式会社エイケー
電話番号03-5829-9034
本社所在地東京都台東区(全国対応)
対応エリア全国(大阪含む)

大阪の美容クリニック内装デザイン会社の選び方

美容クリニックの内装デザイン会社を選ぶ際には、以下の5つのポイントを重視することで失敗を防ぎ、理想の空間を実現できます。

1. クリニック専門の実績と医療施設への理解

美容クリニックの内装デザインは、一般的な商業施設や飲食店とは異なる専門知識が求められます。

  • 医療法に基づく構造設備基準
  • 保健所の立入検査基準
  • 医療機器の配置計画
  • 感染対策

など、医療施設特有の要件を熟知している業者を選ぶことが必須です。

公式サイトや施工事例で美容クリニックや医療施設の実績が豊富かを確認しましょう。

特に保健所申請のサポート経験がある業者は、開業後のトラブルを未然に防げます。

2. ターゲット層に合わせた高級感の演出力

美容クリニックのコンセプトやターゲット層に合わせた空間デザインの提案力が重要です。

富裕層向けには大理石や間接照明を用いた高級感あふれる空間、若年層向けにはポップでカジュアルな色づかいやSNS映えするインテリア、エイジングケア中心の層には落ち着いた色調とリラックスできる照明計画など、ターゲットに応じた提案ができる業者を選びましょう。

初回打ち合わせ時の提案内容やデザインサンプルの質をチェックすることがポイントです。

3. 医療法規制と保健所対応の知識

美容クリニック開業には、診療所開設届の提出、診療用エックス線装置備付届(該当する場合)、保健所による立入検査など、複数の法的手続きが必要です。

これらの手続きを熟知し、保健所検査で指摘を受けない設計ができる業者を選ぶことが重要です。

特に診察室の面積(9.9㎡以上)、消毒設備、医療廃棄物の保管場所など、チェックされる主要ポイントを事前に押さえた設計ができるかを確認しましょう。

4. 設計・施工一貫体制とアフターフォロー

設計と施工を一貫して自社で行う企業は、中間マージンが発生せずコストを抑えられるだけでなく、責任の所在が明確でトラブル対応もスムーズです。

また、開業後の修繕やメンテナンス対応などアフターフォロー体制が整っているかも確認しましょう。

美容クリニックは長期的な運営が前提となるため、開業後も継続的にサポートしてくれる業者を選ぶことが重要です。

5. コストの透明性と明確な見積もり

内装工事は追加費用が発生しやすい分野です。

見積もり段階で項目が明確に記載され、追加費用の発生条件が明示されている業者を選ぶことが重要です。

特に美容クリニックは医療機器の配線工事や特殊な換気設備など、一般店舗にはない工事が発生するため、これらの項目が漏れていないかを確認しましょう。

複数社から相見積もりを取り、内訳を比較検討することをおすすめします。

大阪の美容クリニック内装工事の費用相場

美容クリニックの内装工事費用は、診療内容や物件のタイプ、デザインの複雑さによって大きく異なります。

以下に、大阪府内での一般的な費用相場をご紹介します。

坪単価の目安

  • 居抜き物件: 30万円〜60万円/坪
  • スケルトン物件: 50万円〜120万円/坪
  • 高級美容クリニック: 80万円〜150万円/坪以上

物件タイプ別の費用相場(30坪規模の場合)

  • 居抜き物件: 900万円〜1,800万円
  • スケルトン物件: 1,500万円〜3,600万円
  • 高級仕様: 2,400万円〜4,500万円以上

工事内容別の費用目安

  • 床・壁・天井工事: 300万円〜600万円
  • 電気・照明工事: 200万円〜500万円
  • 水道・給排水工事: 150万円〜400万円
  • 空調・換気設備: 200万円〜500万円
  • 受付カウンター・待合家具: 150万円〜400万円
  • 施術室・診察室設備: 300万円〜800万円
  • パウダールーム設備: 100万円〜300万円
  • 看板・サイン: 50万円〜200万円
  • デザイン・設計料: 50万円〜200万円(工事総額の10〜20%)

開業資金全体の目安

美容クリニック開業には、内装工事費以外にも、

  • 医療機器・美容機器
  • 広告宣伝費
  • 家賃
  • 保証金
  • 人件費

などが必要です。

一般的に美容クリニックの開業資金は、規模や立地によって差がありますが、5,000万円〜1億円程度が目安とされています。

内装工事費はそのうち約1,000万円〜3,000万円程度を占めます。居抜き物件やローコストリノベーションを活用すれば、初期投資を抑えることも可能です。

しかし、美容クリニックの場合、ブランドイメージを重視するため一定以上の投資が必要です。

大阪の費用傾向と地域特性

大阪のような大都市では、地方と比較して内装工事費用が約1.2倍高くなる傾向があります。

特に

  • 梅田
  • 心斎橋
  • 難波

などの繁華街や商業エリアでは、テナント家賃も高額ですが、集客力が高いため投資対効果を見込めます。

一方、郊外エリアでは比較的費用を抑えられますが、駐車場の確保など別の投資が必要になる場合があります

立地とコストのバランスを慎重に検討することが重要です。

大阪の美容クリニック内装デザインの成功ポイント

美容クリニックの内装デザインで成功するためには、以下の5つのポイントを押さえることが重要です。

1. ターゲット層の明確化とコンセプト設計

美容クリニックのブランドイメージやターゲット層を明確にし、それに合った内装デザインを構築することが第一歩です。

  • 富裕層をターゲット:大理石や間接照明、高級家具を用いたラグジュアリーな空間
  • 20〜30代女性をターゲット:明るくポップな色づかいやSNS映えする撮影スポット
  • エイジングケア中心の40〜50代をターゲット:落ち着いたベージュやグレーを基調とした上質で安心感のある空間

が適しています。

コンセプトが明確であればあるほど、ブランドの一貫性が生まれ、リピーターを獲得しやすくなります。

2. 清潔感と高級感の両立テクニック

美容クリニックにおいて「清潔感」と「高級感」の両立は最も重要な課題です。

この2つは一見相反する要素ですが、適切なアプローチで両立できます。

  • ベースは清潔感、アクセントで高級感: 白やベージュなどの清潔感ある色をベースカラーとし、部分的に大理石調タイル、天然木、間接照明などでアクセントを加えることで高級感を演出
  • 清掃しやすい素材で清潔を保つ: フローリング、ビニールタイル、抗菌クロスなど、日常清掃がしやすい素材を選ぶことで、常に清潔な状態を維持
  • 照明計画で高級感を創出: 間接照明や調光機能付き照明を活用し、柔らかく包み込むような光で高級感を演出
  • 素材の質感にこだわる: 一部に上質な素材(天然木、レザー、大理石風タイル等)を採用し、触覚的にも高級感を感じられる空間に

3. プライバシー配慮と動線設計

美容クリニックでは、患者様が安心して施術を受けられるプライバシーの確保が最優先です。

待合室から診察室・施術室が見えないレイアウトにし、完全個室または半個室の施術スペースを設けます。

また、患者様とスタッフの動線が交わらない設計にすることで、患者様はストレスなく過ごせ、スタッフも作業効率が向上します。

  • 患者様動線: エントランス → 受付 → 待合室 → カウンセリングルーム → 施術室 → パウダールーム → 会計・退出
  • スタッフ動線: スタッフルーム → 施術室 → 医療機器・薬品保管室

2つの動線がなるべく交わらない造りにすることで、患者満足度とスタッフの作業効率が両立します。

4. 照明計画で演出する特別感

美容クリニックにおいて照明は空間の印象を大きく左右します。

患者様がリラックスできる雰囲気を作りながら、医師やスタッフが施術しやすい明るさを確保する必要があります。

  • 待合室: 温かみのある電球色(3000K〜3500K)の間接照明で、落ち着いた雰囲気を演出
  • カウンセリングルーム: 自然光に近い昼白色(4000K〜4500K)で、肌の状態を正確に確認できる明るさ
  • 施術室: 調光機能付き照明で施術内容に応じて調整可能に。施術時は明るく(5000K〜6000K)、リラックス時は暗めに
  • パウダールーム: 自然光に近い照明(5000K前後)で、メイク直しがしやすい明るさ
  • 間接照明の活用: 天井や壁面を照らすことで、柔らかく包み込むような高級感を演出

5. パウダールーム・待合室の充実

美容クリニックでは、施術前後にメイクを直せるパウダールームの設置が必須です。

広めの鏡、十分な照明、メイク道具を置けるカウンタースペース、コンセント(ドライヤーやヘアアイロン用)を完備しましょう。

また、待合室は患者様が長時間過ごす場合もあるため、

  • 快適なソファ
  • 雑誌やタブレット
  • Wi-Fi環境
  • ウォーターサーバー

など、ホテルラウンジのようなホスピタリティを提供することで、患者満足度が大幅に向上します。

大阪の美容クリニック開業から内装完成までの流れ

美容クリニックの開業から内装工事完成までの一般的な流れをご紹介します。

ステップ1: コンセプト設計とターゲット設定(12〜18ヶ月前)

  • クリニックのコンセプト
  • ターゲット層
  • 提供する美容医療サービス内容(脱毛、美容注射、美容皮膚科、美容外科等)

を明確にします。

ブランドイメージ、価格帯、競合分析などを徹底的に行い、内装デザインの方向性を決定します。

ステップ2: 物件選定と契約(7〜12ヶ月前)

  • 立地
  • 広さ
  • 家賃
  • 既存設備

などを考慮して物件を選定します。

美容クリニックは集客力が立地に大きく依存するため、駅近や繁華街など人通りの多いエリアが理想的です。

居抜き物件かスケルトン物件かで内装費用が大きく変わります。

また、医療機関として適した構造(診察室面積9.9㎡以上確保可能か等)を事前に確認しましょう。

ステップ3: 内装デザイン会社の選定と打ち合わせ(4〜6ヶ月前)

複数の業者から相見積もりを取り、実績やデザイン提案力、費用を比較検討します。

クリニック名決定、ロゴデザイン発注も同時期に進めます。

選定後、詳細な打ち合わせでコンセプトやレイアウト、素材、色彩、医療機器・什器の選定を決定します。

ステップ4: 設計・デザイン確定と保健所事前相談(6ヶ月前頃)

提案された図面やパースを確認し、細部まで調整します。

この段階で管轄の保健所と消防署にコンタクトを取り、開設スケジュールや設備基準について事前相談を行います。

保健所検査で指摘を受けないよう、

  • 診察室面積
  • 消毒設備
  • 医療廃棄物保管場所
  • 換気設備

などの基準を満たしているか確認します。電子カルテ導入準備もこの時期に開始します。

ステップ5: 施工工事(3〜4ヶ月前〜2ヶ月前)

  • 解体
  • 下地工事
  • 電気・水道・空調工事
  • 内装仕上げ
  • 医療機器・家具搬入

などを順次実施します。

工事期間は通常1〜2ヶ月程度ですが、美容クリニックは設備が複雑なため余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

工事期間中は定期的に現場を確認し、進捗を把握します。

ステップ6: 医療機関開設届出と完成・引き渡し

施工完了後、管轄の保健所に診療所開設届を提出し、立入検査を受けます。

検査では構造設備基準

  • 診察室面積
  • 消毒設備
  • 待合室
  • トイレ等

が医療法に適合しているかをチェックされます。検査合格後、医療機関開設届が受理され、正式に開業できます。

また、保険医療機関として指定を受ける場合は、地方厚生局への保険医療機関指定申請も必要です(開設届受理後、速やかに申請)。

大阪の美容クリニック開業に必要な法的手続きと届出

美容クリニック開業には、複数の法的手続きと届出が必要です。

主要な手続きをご紹介します。

医療機関開設届の提出

美容クリニックは医療機関であるため、管轄の保健所に「診療所開設届」を提出する必要があります。

医療法により、開設後10日以内に届け出ることが義務付けられています。

提出時には、開設者の医師免許証の写し、診療所の平面図、医療機器の配置図などが必要です。

また、診療用エックス線装置を備え付ける場合は、別途「診療用エックス線装置備付届出書」を備付後10日以内に提出する必要があります。

保健所による立入検査のポイント

保健所の立入検査では、以下の主要ポイントがチェックされます。

  • 診察室面積: 9.9㎡以上の確保が必須
  • 消毒設備: 医療器具を適切に消毒できる設備の設置
  • 待合室: 患者が待機できる十分なスペース
  • トイレ: 患者用とスタッフ用の区別(または共用でも可)
  • 医療廃棄物保管場所: 感染性廃棄物を適切に保管できる場所
  • 換気設備: 適切な換気が確保されているか
  • 照明: 診察・施術に必要な明るさが確保されているか

これらの基準を満たしていない場合、再検査や改修工事が必要になるため、事前に保健所と相談しながら設計を進めることが重要です。

医療広告ガイドラインの遵守

美容クリニックは、医療法改正により、ウェブサイトや広告にも厳しい規制が適用されます。

治療内容や効果について患者等を誤認させるおそれがあるビフォーアフター写真の掲載は原則禁止されています(ただし、治療内容、費用、主なリスクや副作用に関する詳細な説明を分かりやすく付けた場合は掲載可能)。

開業後の広告展開においても、医療広告ガイドラインを遵守する必要があります。

まとめ

大阪府で美容クリニックを開業する際、内装デザインは集客力とブランド価値に直結する重要な投資です。

本記事でご紹介した7社は、いずれもクリニック内装の豊富な実績と医療施設への深い理解を持つ信頼できる企業です。

特に株式会社オールメイクは、年間100件以上の施工実績と自社一貫体制によるコストパフォーマンスの高さで、多くのクリニックオーナーから支持されています。

業者選定の際は、クリニック専門の実績、ターゲット層に合わせたデザイン提案力、医療法規制と保健所対応の知識、設計・施工一貫体制、コストの透明性の5つのポイントを重視し、必ず複数社から相見積もりを取得しましょう。

また、清潔感と高級感の両立、プライバシー配慮、照明計画、パウダールームの充実といった美容クリニック特有のデザインポイントを押さえることで、患者様に支持される魅力的な空間を実現できます。

医療機関開設届や保健所検査など法的手続きも複雑ですが、経験豊富な内装デザイン会社がサポートすることで、スムーズな開業が可能です。

理想の美容クリニックを実現するために、まずは無料相談や見積もり依頼から始めてみてはいかがでしょうか。

【監修者】松岡 祐希

株式会社オールメイク代表。

兵庫県を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなど店舗の内装工事をしています。 自社でも運営してる美容サロンなどもあるので、配置含めて設計図のパズルは得意になります。