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2025.12.16
09:07

大阪のピラティススタジオ内装デザインでおすすめの会社7選|機能的で洗練された空間を実現する業者選びポイント

大阪府でピラティススタジオの開業を目指す際、内装デザインは顧客満足度と集客力を左右する重要な要素です。

マシン配置の最適化、床材の選定、全身鏡の設置、照明計画など、ピラティススタジオ特有のデザインポイントを押さえることで、機能的で洗練された空間を実現できます。

本記事では、大阪府内でピラティススタジオの内装デザインに豊富な実績を持つ優良企業7社を厳選し、費用相場、成功ポイント、業者選定のコツまで徹底解説いたします。

目次

大阪のピラティススタジオ内装デザインでおすすめの会社6選

大阪府内でピラティススタジオの内装デザインに対応できる信頼性の高い企業を6社厳選しました。

各社の強みや特徴、実績を詳しくご紹介します。

株式会社ALLMAKE(オールメイク)

兵庫県加古川市に本社を設置する株式会社ALLMAKEは、年間100件を上回る内装工事を実施する総合建設会社です。

建物修繕事業で蓄積した確実な技術力を基盤に、構造面から安全で耐久性の高い美容室づくりを実現しています。

主要な工事を100%自社で実施することで、下請け業者に委託することなく、初期から完了まで一貫して対応できるため、品質管理や納期の面で高い信頼を獲得しています。

デザイン設計から施工まで、店舗づくりに必要な全工程をワンストップで提供。
水回りや電気配線、床・壁の張り替え、外装塗装など、店舗内装に関わる多くの作業を同社スタッフが実施可能です。

また、工程をできる限り簡潔にまとめ、トラブルが発生しにくい設計を採用することで、トータルコストを抑制しながらも高品質な仕上がりを実現しています。

会社名株式会社ALLMAKE(オールメイク)
住所兵庫県加古川市平岡町高畑151-5 エルエスビル303
電話番号0120-453-150
対応エリア関西圏全域(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
主な特徴100%自社施工、年間100件以上の実績、構造知識豊富

株式会社COCOTIE(ココティエ)

株式会社COCOTIE(ココティエ)は、大阪・東大阪市のピラティススタジオ「Lymtes(リンティス)」の内装デザイン・施工実績を持つ専門会社です。

女性客を意識したこだわりの内装デザインで同業他店との差別化を図り、マシンを複数設置した上で十分な運動スペースを確保する空間設計が得意です。

予算オーバーの見積もりに対しても工事内容を諦めることなくコストダウンを実現し、クライアントに寄り添った提案力が強みです。ピラティススタジオ特有のニーズを深く理解した施工が可能です。

項目詳細
会社名株式会社COCOTIE(ココティエ)
電話番号06-6940-0064
本社所在地大阪府大阪市中央区
対応エリア大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県

NewStarted|店舗デザイン事務所

NewStarted|店舗デザイン事務所は、大阪を拠点に店舗設計を手がける専門会社です。

ピラティススタジオ「DEP」の内装デザイン実績があり、坪単価40.0万円の高品質な施工を実現しています。

洗練されたデザインと機能性を両立させた空間づくりが得意で、クライアントの要望を的確に形にする提案力が強みです。大阪エリアでの施工実績が豊富で、地域密着型のきめ細やかなサポートが可能です。

項目内容
会社名NewStarted|店舗デザイン事務所
電話番号06-6375-7780
本社所在地大阪府大阪市北区
対応エリア大阪府を中心に全国対応
主な特徴個人店舗に特化した専門デザイン事務所 100件以上の実績、閉店率5%以下の高い成功率 10〜15坪の小規模店舗が得意 自社飲食店運営によるオーナー目線の提案 ショールーム完備、保証期間延長サービスあり 工事坪単価30万円〜、デザイン費用坪単価5万円〜

とのま一級建築士事務所

出典:とのま一級建築士事務所

とのま一級建築士事務所は、大阪市内に建つ庫裏とピラティススタジオの計画を手がけた実績を持つ一級建築士事務所です。

建築士ならではの構造的な知識と美的センスを兼ね備え、機能性とデザイン性を高次元で両立させた空間づくりが得意です。

夙川のリノベーション設計など幅広い実績があり、クライアントの要望に合わせた柔軟な提案が可能です。大阪市内を中心に関西エリア全域で対応しています。

項目詳細
会社名とのま一級建築士事務所
電話番号06-6131-3251
本社所在地大阪府大阪市
対応エリア大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県

Advanced Interior Design 株式会社

Advanced Interior Design 株式会社は、大阪を拠点にスポーツ・ジム、医療・福祉施設など多様な業態の内装デザイン・施工を手がける専門会社です。

ピラティススタジオをはじめとするフィットネス施設の施工実績も豊富で、30坪規模のスタジオから小規模なパーソナルスタジオまで幅広く対応しています。

建築一式工事の資格を保有し、建物の構造から内装まで一貫した品質管理が可能です。関西エリア全域で迅速な対応が可能で、地域密着型のきめ細やかなサポートが特徴です。

項目詳細
会社名Advanced Interior Design 株式会社
電話番号06-6934-1010
本社所在地大阪府大阪市城東区今福西6-6-1
対応エリア大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県

株式会社エクシアス

株式会社エクシアスは、店舗内装デザイン実績を持つ専門会社です。

年齢やフィットネスレベルを問わず、12台のマシンと1つのプライベートルームからなるReformer(リフォーマー)スタジオの設計・施工を手がけています。

全国展開する大手ピラティススタジオの内装デザインを担当した実績から、機能的で洗練された空間づくりが得意です。全国対応のため、大阪エリアでも迅速なサポートが可能です。

項目詳細
会社名株式会社エクシアス
電話番号0120-041-788
本社所在地大阪府東大阪市足代1−12−19
対応エリア大阪府、兵庫県、京都府

大阪のピラティススタジオ内装デザイン会社の選び方

ピラティススタジオの内装デザイン会社を選ぶ際には、以下の5つのポイントを重視することで失敗を防ぎ、理想の空間を実現できます。

1. ピラティススタジオの施工実績と専門性

ピラティススタジオの内装デザインは、一般的な商業施設とは異なる専門知識が求められます。

マシンピラティスの場合、ピラティススタジオ特有のノウハウが必要です。

ピラティススタジオ特有のノウハウ
  • リフォーマー、キャデラック、チェアなどの大型マシンの荷重に耐える床構造
  • マシン配置の動線設計
  • 全身鏡の配置
  • 照明計画など

公式サイトや施工事例でピラティススタジオやフィットネス施設の実績が豊富かを確認しましょう。

マシンピラティス、マットピラティスなど異なるスタイルに対応した経験があるかもチェックポイントです。

2. デザイン提案力とコンセプト構築力

ピラティススタジオのコンセプトやターゲット層に合わせた空間デザインの提案力が重要です。

  • グループレッスン主体
  • パーソナルレッスン主体
  • 女性専用スタジオ

など、運営スタイルによって最適な内装デザインは異なります。

例えば、女性専用スタジオなら柔らかい色調や間接照明で落ち着いた雰囲気、パーソナルスタジオなら高級感とプライバシーを重視した空間が適しています。

初回打ち合わせ時の提案内容やデザインサンプルの質をチェックすることがポイントです。

3. 施工体制とアフターフォロー

設計と施工を一貫して自社で行う企業は、中間マージンが発生せずコストを抑えられるだけでなく、責任の所在が明確でトラブル対応もスムーズです。

また、開業後の修繕やメンテナンス対応などアフターフォロー体制が整っているかも確認しましょう。

特にピラティスマシンは定期的なメンテナンスが必要なため、内装と機器の両方をサポートしてくれる業者は心強い存在です。

4. コストの透明性と明確な見積もり

内装工事は追加費用が発生しやすい分野です。見積もり段階で項目が明確に記載され、追加費用の発生条件が明示されている業者を選ぶことが重要です。

特にピラティススタジオは床材の補強工事、マシン配置のための電源工事、鏡の大きさなどによって費用が大きく変動するため、これらの項目が漏れていないかを確認しましょう。

複数社から相見積もりを取り、内訳を比較検討することをおすすめします。

5. 対応エリアとアクセス

大阪府内や関西エリアに対応可能な業者を選ぶことで、打ち合わせや現地調査がスムーズに進みます。

また、トラブル発生時にも迅速に対応してもらえる地域密着型の企業は安心感があります。

特にピラティススタジオは床の耐荷重や防音性など、実際に現場を確認しながら調整が必要な場合が多いため、近隣の業者を選ぶことが理想的です。

大阪のピラティススタジオ内装工事の費用相場

ピラティススタジオの内装工事費用は、物件のタイプや広さ、マシン台数によって大きく異なります

以下に、大阪府内での一般的な費用相場をご紹介します。

坪単価の目安

  • 居抜き物件(マットピラティス): 10万円〜20万円/坪
  • スケルトン物件(マットピラティス): 15万円〜30万円/坪
  • マシンピラティススタジオ: 20万円〜50万円/坪(床補強・マシン設置込み)

物件タイプ別の費用相場(20坪規模の場合)

  • 居抜き物件(マットピラティス): 200万円〜400万円
  • スケルトン物件(マットピラティス): 300万円〜600万円
  • マシンピラティススタジオ: 400万円〜1,000万円(床補強・マシン設置込み)

工事内容別の費用目安

  • 床材工事(フローリング、耐荷重補強): 80万円〜200万円
  • 鏡の設置(全身鏡、複数枚): 30万円〜100万円
  • 電気・照明工事(調光機能付き): 30万円〜80万円
  • 空調・換気設備: 50万円〜150万円
  • 防音・防振工事: 30万円〜100万円
  • 受付カウンター・待合スペース: 30万円〜80万円
  • 更衣室・シャワールーム: 50万円〜150万円
  • ピラティスマシン(リフォーマー): 50万円〜150万円/台
  • 看板・サイン: 10万円〜50万円
  • デザイン・設計料: 10万円〜50万円

開業資金全体の目安

ピラティススタジオ開業には、内装工事費以外にも、ピラティスマシン・プロップス、音響設備、広告宣伝費、家賃、保証金、人件費などが必要です。

一般的にピラティススタジオの開業資金は、規模や立地によって差がありますが、20坪規模で400万円〜1,000万円程度が目安とされています。

マットピラティスであれば機器の導入が少なく初期費用を抑えられますが、マシンピラティスの場合はマシン代(1台50万円〜150万円)が大きな比重を占めます。

大阪の費用傾向と地域特性

大阪のような大都市では、地方と比較して内装工事費用が約1.1〜1.2倍高くなる傾向があります。

特に

  • 梅田
  • 心斎橋
  • 難波

などの繁華街では、テナント家賃も高額ですが、集客力が高いため投資対効果を見込めます。

一方、郊外エリアや住宅街では比較的費用を抑えられ、地域住民向けのアットホームなスタジオ運営が可能です。

立地とコストのバランスを慎重に検討することが重要です。

大阪のピラティススタジオ内装デザインの成功ポイント

ピラティススタジオの内装デザインで成功するためには、以下の5つのポイントを押さえることが重要です。

1. コンセプトとターゲット層の明確化

ピラティススタジオのブランドイメージやターゲット層を明確にし、それに合った内装デザインを構築することが第一歩です。

ターゲット別のデザイン例
  • 20〜30代女性をターゲット:明るく清潔感のあるホワイト×ライトブルーの配色
  • 40〜50代の健康志向層をターゲット:落ち着いたベージュやグレーを基調とした上質な空間

マシンピラティス、マットピラティス、パーソナルレッスンなど、提供するスタイルに合わせたコンセプト設定が重要です。

2. マシン配置と動線設計

ピラティススタジオにおいて、マシン(リフォーマー、キャデラック、チェア等)の配置と動線設計は最も重要な要素です。

マシンピラティスの場合、12台のリフォーマーとプライベートルーム1室をレイアウトするのが一般的です。

  • マシン間の距離: 最低でも1.5m〜2m確保し、インストラクターが指導しやすく、利用者も快適に動ける空間を確保
  • 動線の確保: 受付 → 更衣室 → スタジオ → 更衣室 → 退出のスムーズな動線を設計
  • 収納スペース: マシンやプロップス(補助道具)を収納できるスペースを確保
  • 床の耐荷重: マシンの重量(1台約100〜200kg)とマシン使用時の荷重に耐える床構造が必須

3. 床材の選定(耐荷重性・防音性・清潔感)

ピラティススタジオにおいて床材は非常に重要です。

マシンピラティスの場合、マシンの重量と使用時の荷重に耐える耐荷重性、下階への騒音を防ぐ防音性、清掃しやすく清潔感を保てる素材選定が必要です。

  • フローリング(無垢材、複合フローリング): ナチュラルで温かみのある空間を演出。適度なクッション性と清掃のしやすさが特徴
  • ウレタンフローリング: 高いクッション性と防音性を持ち、マシンの荷重にも耐える。スポーツ施設にも採用される実績あり
  • リノリウム: 抗菌性があり清潔感を保ちやすい。適度なクッション性と耐久性を兼ね備える
  • ラバーフロア: 優れた防音性と耐荷重性を持ち、マシンピラティススタジオに最適

床の補強工事が必要な場合は、追加費用が発生するため事前に確認が重要です。

4. 全身鏡の配置と照明計画

ピラティススタジオでは、生徒が自分の姿勢や動きをチェックできる全身鏡の設置が重要です。

壁一面に鏡を設置することで、空間を広く見せる効果も期待できます。一般的なサイズは120cm×180cm以上の大型ミラーを複数枚設置することがおすすめです。

照明計画では、レッスンのスタイルに応じて明るさを調整できる調光機能付き照明が理想的です。

  • グループレッスン: 明るめの昼白色(4000K〜5000K)で活動的な雰囲気
  • パーソナルレッスン: 自然光に近い色温度(4500K〜5500K)で、正確な姿勢確認が可能
  • リラクゼーション系: 暗めの電球色(2700K〜3000K)で、落ち着いた雰囲気
  • 間接照明の活用: 天井や壁面を照らすことで、柔らかく包み込むような空間を演出

5. 清潔感とシンプルなデザイン

ピラティススタジオでは、クリーンでシンプルなデザインが基本です。

白をベースカラーに、爽やかなライトブルーの壁紙や温かさのある木目の床材が人気です。

自然素材(天然木、コルク、リネン等)を活用することで、心地よく落ち着いた空間を演出できます。

また、快適な温度管理、十分な換気、心地よいBGMなど、五感すべてに働きかける空間づくりが重要です。更衣室やシャワールームの充実も、顧客満足度を大きく向上させます。

大阪のピラティススタジオ開業から内装完成までの流れ

ピラティススタジオの開業から内装工事完成までの一般的な流れをご紹介します。

ステップ1: コンセプト設計とターゲット設定(3〜6ヶ月前)

スタジオのコンセプト、ターゲット層、提供するピラティスのスタイル(マシンピラティス、マットピラティス、パーソナル等)を明確にします。

ブランドイメージ、価格帯、競合分析などを徹底的に行い、内装デザインの方向性を決定します。

ステップ2: 物件選定と契約(2〜4ヶ月前)

  • 立地
  • 広さ
  • 家賃
  • 既存設備

などを考慮して物件を選定します。

ピラティススタジオは通いやすさが重要なため、駅近や駐車場完備などアクセスの良いエリアが理想的です。

居抜き物件かスケルトン物件かで内装費用が大きく変わります。

また、床の耐荷重(マシンピラティスの場合)を確認し、補強工事が必要かを事前に把握しましょう。

ステップ3: 内装デザイン会社の選定と打ち合わせ(2〜3ヶ月前)

複数の業者から相見積もりを取り、実績やデザイン提案力、費用を比較検討します。

選定後、詳細な打ち合わせでコンセプトやレイアウト、マシン配置、床材、鏡の配置、照明計画、色彩を決定します。

ステップ4: 設計・デザイン確定と機器導入準備(1〜2ヶ月前)

提案された図面やパースを確認し、細部まで調整します。

この段階で床材のサンプル、鏡のサイズ、照明の明るさなどを実際に確認することが重要です。

また、ピラティスマシン(リフォーマー、キャデラック、チェア等)の発注も同時に進めます。

ステップ5: 施工工事(1〜2ヶ月)

  • 解体
  • 下地工事
  • 床補強工事
  • 電気・水道・空調工事
  • 内装仕上げ
  • 鏡・マシン搬入

などを順次実施します。

工事期間は通常1〜2ヶ月程度です。

工事期間中は定期的に現場を確認し、進捗を把握しましょう。

ステップ6: 完成・引き渡しと開業準備

施工完了後、最終確認を行います。

床の耐荷重、マシンの設置状況、鏡の位置、照明の明るさ、空調の効き具合などを細かくチェックします。

問題がなければ引き渡しとなり、プロップスの購入、音響設備の設置、広告宣伝などの開業準備を進めます。

まとめ

大阪府でピラティススタジオを開業する際、内装デザインは集客力と顧客満足度に直結する重要な投資です。

本記事でご紹介した6社は、いずれもピラティススタジオの内装デザインに豊富な実績と専門性を持つ信頼できる企業です。

特に株式会社オールメイクは、年間100件以上の施工実績と自社一貫体制によるコストパフォーマンスの高さで、多くのオーナーから支持されています。

業者選定の際は、ピラティススタジオの施工実績、デザイン提案力、施工体制、コストの透明性、対応エリアの5つのポイントを重視し、必ず複数社から相見積もりを取得しましょう。

また、マシン配置と動線設計、床材の選定、全身鏡の配置、照明計画、清潔感とシンプルなデザインといったピラティススタジオ特有のデザインポイントを押さえることで、機能的で洗練された空間を実現できます。

理想のピラティススタジオを実現するために、まずは無料相談や見積もり依頼から始めてみてはいかがでしょうか。

【監修者】松岡 祐希

株式会社オールメイク代表。

兵庫県を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなど店舗の内装工事をしています。 自社でも運営してる美容サロンなどもあるので、配置含めて設計図のパズルは得意になります。